クリス・ジャーガンセン(副校長) × (卒業生 ギタリスト)黒田 晃年さん/芳賀 義彦さん

憧れのギタリストと
普通に話している自分が、夢みたいでした

 クリス・ジャーガンセン先生のギタープレイに衝撃と感銘を受け、今でも先生を慕っているプロギタリストの黒田晃年さん。その黒田さんに師事し、道も倣ってこの学校に入学した芳賀義彦さん。一世代ずつ差のある三人ですが、ギターを愛する気持ちは一つなのです。

今の学生がうらやましい。
もう一回入学したい(笑)

クリス:二人がギタリストという職業を意識し始めたのは、いくつくらいのことなの?

黒田:小学生時代に、「才能があるな」と自分の中で思ったのが音楽でした。最初はピアノを習っていたんですけど、引っ越したことで教室に通えなくなり、数年間音楽から離れた時期があったんですよね。また音楽に戻った時、手にした楽器がギターでした。中学の時点ですでに「プロのギタリストになろう」と決めていたけど、親に「高校には行け」と言われたので、とりあえず通って。ただ、高校に行っていなければ、この学校に入れなかったので、今となってはよかったと思います。

芳賀:僕は中学生の時にX JAPANのhideさんに憧れて、ギターを始めたんです。同級生と一緒に音楽活動をやっていると、「こんなに楽しいものはない」という気持ちになって。高校で進路を決める時に、「やっぱり音楽をやりたいな」と考えました。その時、すでに黒田さんと出会っていたので …… 。

黒田:僕はギター教室で講師をやっていたんですが、そこへ芳賀くんが習いに来ていたんだよね。

芳賀:はい。

黒田:それで、僕がこの学校の卒業生だと話したら、追いかけて入っちゃった(笑)。

クリス・ジャーガンセン(副校長) × (卒業生 ギタリスト)黒田 晃年さん/芳賀 義彦さん

芳賀:その時点で「ギタリストになろう」と決めて、今に至ります。

クリス:僕も専門学校に通ったけれど、実際ギタリストになるなら、別のルートもあるよね。二人はなぜ、専門学校に行こうと思ったの?

黒田:高校時代の先輩が、この学校に行っていたんですよ。本当は僕、アメリカへ行こうと思っていたんです。でも、奨学金の出るテストがあることを友達から教えてもらえなくて(笑)、結局受けられなかったんです。それでいろいろ調べてみたら、アメリカの音楽学校とこの学校が提携していることを知りまして。それで、「じゃあ日本のこの学校で、まずは勉強しよう」と思いました。

芳賀:僕は黒田さんからの紹介があったのはもちろんですが、単純に「音楽仲間がほしい」と思っていたんですよ。ギターを学びたいという気持ちも当然あったし、バンドもやりたかったし。おかげで、今もつながっている仕事もありますし、結果、行ってよかったなと思います。

クリス:学校に行かず独学でやっている人を見ると、「よくやってるなぁ」と思うね。やっぱり音楽を専門的に勉強したほうが、遥かに早い。ギターテクニックだけを覚えたいのなら、スタジオでいい先生を見つければできる。でも、何十人と一緒に演奏するのは、学校でしかできないから。そして、一緒に卒業する何百人もの同期が、音楽業界に進むわけでしょ。この人脈は、とても大きいよ。さらに最近の音楽業界は昔と違うから、ギターがうまいだけじゃ、なかなか生活できない。学校でギターをレッスンするのはもちろんだけど、音楽ソフトのPro Toolsや、自分のサイトを作るための勉強もできるし、マーケティングも学べる。そういうことを知らないと、苦労するよね。

黒田:前にもクリス先生とこの話をしましたが、本当に今の学生がうらやましい。僕の時代はその授業がなかったから、Pro Toolsを自力で勉強したんですもん。

クリス:本校のミュージシャン科の中でもギターの勉強はもちろんのこと、映像編集やサイト作りなどIT関連の授業、レコーディングや作曲の授業も同時に勉強していく学生たちがいるんですよ。

黒田: …… 僕、もう一回入学して、その授業を取ってもいいですか?(笑)

クリス:このコースは、黒田さんが作ったようなものだよ!今のミュージシャンは、本当に大変だと思う。

黒田:Pro Toolsは、使えないと話にならないですから。僕は本来、コンピューターって苦手なんですよ。でも必死に、学びましたからね。今じゃ、そこらのスタジオアシスタントと同じくらいの速さで使いこなせます(笑)。Pro Toolsを知ったからこそ、ギターもうまくなりますし。要は、「このタイミングで弾けば俺は日本一になれるぞ」ということが、目で見てわかる。練習にも使えるんです。そういうことをやっていたら、めちゃくちゃうまくなりますよ。

芳賀:それを黒田さんから聞いて、使いこなせるまではまだ行ってませんけど、勉強するようになりました。僕の時代も、授業はなかったので。

黒田:他にも、例えばスタジオで長い待ち時間があっても、「あ、今はあのトラックをいじってるんだな」と作業内容がわかるから、苦もなく待てる。

芳賀:知らないと、不安ですもんね。

黒田:「俺のプレイ、ダメだったの!?」と思っちゃうでしょ(笑)。そして、自分から提示もできる。議論できるようになるんだよ。「ちょっとこのフレーズを弾きたいので、別のトラックを立ち上げてください」「さっきのリージョン ※1を、こっちに持って来てください」とか言えるので、相手も「あ、助けてくれるんだ」という目線で見てくれる。それで現場も盛り上がるし、「またこの人を呼ぼう」となるんですよ。この永久連鎖です。

クリス:Pro Toolsは、絶対やらなくちゃダメだよね。

  • ※1.リージョン → 音声信号の波形。

以前から知っている曲を、
堂々と弾ける喜び

(卒業生 ギタリスト)黒田 晃年さん/芳賀 義彦さん

クリス:僕の世代は、ギターがうまければよかった。いろんなジャンルができて、譜面が読めて、ギターテクニックがあれば、仕事はもらえた。僕自身が専門学校に行った理由も、職人になりたかったから。ただ、10年前から時代はデジタルになり、大きな変化が起きたよね。今大切なことは、自分のサイトを持つこと。自分の音を配信できるようになること。特にバンドは、これができないとレーベルもなかなか興味を持ってくれないからね。そして今、職人タイプのギタリストは、作業をほとんど家でやってる。自分の音をレコーディングできる技術と、アピール力がとても大事だね。

黒田:僕はまさに、アナログとデジタルの移行していく時期だったから、大変でしたよ。今はもう、「ここ2ヶ月で何回、家でレコーディングしただろう」という世界ですから。

クリス:アメリカのトップスターもみんな、レコーディングは自宅でやってる。日本もそのうち、そうなるだろうね。

黒田:僕がプロの世界に入った頃は、全てが必要でした。テクニック、アドリブ力、機材力、全部が。今も、もちろんそうなんですけどね。ドラマや映画の中で使われる音楽をギターで弾く“劇伴”という仕事もあるんですけど、これは最初に譜面の束を渡されて、初見の嵐なんですよ。譜面が流出したら大変なことになるので、録音当日にしか渡されない。120曲くらいある譜面を渡されて、「はい、聴きまーす」と音源を聴かされる。直後に「はい、録りまーす」ですよ(笑)。この仕事の場合は、何よりも速さが要求される。仕事によって、必要なことが変わりますよね。芳賀くんは、今のプロギタリストに必要なことって、何だと思う?

芳賀:お二人にほとんど言っていただきましたが、その意見に付け加えるならば、対応力とユーモアが必要だと思います。「クリス先生がいると、なんとなく場が楽しい」、そういうことってすごく大事なんですよ。

クリス:ちなみに僕がデビューしたのは82年なんだけど、この世代から音楽界が大きく変わったの。その理由、わかる?

二人:えーっ、何だろう?

クリス:『MTV』※2なんですよ。そこまでは、あまりルックスは関係なかった。でも『MTV』が始まって、PV※3から曲が売れるようになった。それで、ヴィジュアル的にわかりやすいマイケル・ジャクソンやマドンナが売れるようになったんだよ。

黒田:視覚的なインパクトが重要になったんですね。

クリス:それまでアメリカで音楽の売れるルートは、ラジオ発信だったから。

黒田:そういえば、海外実学研修※4でアメリカに行って、ホテルでラジオをつけてみたら、「なんて素敵な音楽が流れるんだ」と驚きました。ずっと聴いていられるんですよ。

クリス:僕もラジオにしがみついて流れる音楽を聴き、そして耳でコピーしていたもの。時代によって、音楽のあり方、そして売れ方も変わってくるんだよ。じゃあ続いて、プロのギタリストになって、一番嬉しかったことを聞いてみたいね。

黒田:僕はやっぱり、スターに会えたこと。特に昨年、布袋寅泰さんに会えたは本当に嬉しかった!今井美樹さんのギターを弾かせてもらったご縁で会わせていただいたんですが、布袋さんと普通に話している自分が、夢みたいでした。

芳賀:自分が知っている曲を演奏した時ですね。僕の場合は例えば嵐のサポートを担当した時に実感したんですが、以前から知っている有名な曲を堂々と弾ける喜び。興奮というか、満足感を得られたこと、大勢の前で弾けたことの感動、全てがすごい経験でした。

黒田:多分、芳賀くんが一番、大勢の前でギターを弾いているんじゃない?だって、国立競技場で弾いたでしょ。

芳賀:そうです。

黒田:僕は最大でドームだから。師匠をあっさりと抜いていって(笑)。

芳賀:嵐の仕事が決まった時、黒田さんに報告しましたよね。

黒田:今でもあの日の電話、覚えてる。「黒田さん、仕事が決まりました。嵐です!」「は?」って(笑)。

芳賀:そういう報告をお世話になった人や親にできたことも、恩返しになったかな、と思います。

クリス:嵐の仕事は、どうやって決まったの?

芳賀:知り合いのキーボーディストから、「オーディションを受けてみないか」と言われたんです。

クリス:国立はどうだった?

芳賀:ステージで、大コケしちゃいました。多分、国立のステージで転んだギタリストは、僕しかいないかも(笑)。

黒田:滑っちゃったの?

芳賀:そうです。演出効果の噴水でステージが濡れていたんですけど、それを知らず出て行ったらステーンって(笑)。

クリス:卒業生は何人も活躍しているけど、こういう話はいつ聞いても「最高じゃん!」と思うね。そして、やっぱり学生時代から頑張っている人が成功している。僕が思うに、今ギターで食べていけている人は、学生時代からどんな時もギターを手放さなかったよ。音楽が本当に好きで、いつもあちこちで練習して、授業のない時でも学校に来ている。それが共通点だね。黒田さんの印象なんて、「この子、いっつもギター弾いてるな」だもの(笑)。そして、課題曲に好き嫌いを言わない。プロになる前から、プロ意識が高かった。

黒田:エレベーターの中でも弾いてたし、屋上にギター持って上がったりしていましたからね。

芳賀:僕の代にいた友人たちはJAM※5好きが多くて、すぐセッションになるんですよ。「今から屋上に行って、やっちゃおうか」としょっちゅうやってました。彼らとは、今でも仲良しです。

  • ※2.MTV → ミュージックテレビジョン。ニューヨークとロンドンに本部を置く、アメリカの若者向けのケーブルテレビ・チャンネル。
  • ※3.PV → プロモーションビデオ。楽曲の発表に際して制作される、楽曲を含む映像作品。
  • ※4.海外実学研修 → C-09を参照。
  • ※5.JAM → ジャムセッション。くつろいだ気分で自由に行う即興演奏。

「ギターが好き」という気持ちは、
ずっと変わらない

黒田:この学校に入って、クリス先生のギターを初めて見た時は衝撃を受けましたよ。それで、教えを乞いたいと思ったんです。指盤の捉え方がアメリカ的と言うのかな …… 。フレーズの考え方が違う。一つ一つのフレーズが歌っているというか、日本人がやらないような弾き方をするんです。

クリス:僕はメジャースケール※6も、21歳まで弾いたことないんだよ。

(卒業生 ギタリスト)黒田 晃年さん/芳賀 義彦さん

黒田:あ、だからだ!日本人の覚え方と違いますね。

クリス:そして僕の時代はバンドスコアもなかったし、YouTubeもなかった。だから全部、耳で聴いてコピーするしかなかったんだよ。そういう意味で、音の感覚や雰囲気を捉えて弾いているんだと思う。黒田さんは僕の教え子だけど、芳賀さんは黒田さんの教え子でしょう?

芳賀:僕が高校2年生の時に、一緒にギターを始めて教室に習いに行っていた幼なじみから、「とんでもないギタリストがいるよ。オマエも行ったほうがいい」と勧められたんですよ。それで行ってみたところ …… 、当時憧れだったMr.Bigの『Colorado Bulldog』が弾ける人を初めて生で見たのが、黒田さん。僕の周りに、あの曲を弾ける人はいませんでしたから。見た瞬間、「弟子にしてください!」とお願いしたんです。そこが始まりですね。

黒田:この前も松任谷由実さんのステージで、僕の代役をお願いしたよね。

芳賀:黒田さんから「この日、空いてる?」と聞かれて、「絶対、空けます!」と即答です(笑)。

黒田:でも、僕も芳賀くんと初めて会った時に、「コイツは絶対に売れる」と確信したよ。まず、何より人柄がいい。ギターがうまい。おまけに顔もいい。悪いところが見つからない!(笑)

芳賀:ありがとうございます。

黒田:後はテクニックをつけるだけだから、心配してなかった。

芳賀:僕は黒田さんから最初に、フォームを直されたんですよ。当時のめちゃくちゃな弾き方を見て、「それだけ弾けるのなら、見た目もよくしたほうがいい。フォームがキレイなら、フレーズもキレイになるから」と言われたことを覚えています。それって、独学でやっていたら絶対に気がつかないことだったので、ありきたりな言葉だけど「黒田さんと出会えてよかったな」と思います。

黒田:うまい人って、指がギターに吸い付くようだったり、絶対フォームがキレイだからね。

クリス:ギタリストを取り巻く環境も時代によって変わっているけど、これからどんな人が必要になると思う?

黒田:そろそろ逆に、速弾きとかハイテクニックなギターが流行り出す気がします。圧倒的な技術力は、必要ですね。ギターをジャカジャカ弾いてるだけでいい時代はもう終わると思うし、ドラムもまた生で録音し始めています。いろいろ一周して、ちょっと回帰傾向にあるように思えるんですよ。ドラム業界を見ていると、意外と時代の流れがわかりやすかったりします。

芳賀:ドラムの需要がなくなって、打ち込みばかりの時期もありましたもんね。

クリス・ジャーガンセン(副校長) × (卒業生 ギタリスト)黒田 晃年さん/芳賀 義彦さん

黒田:その時期、ギタリストの間で何が起こっていたかというと、アコースティックギターが弾けないヤツは仕事がなかった。僕はプロになってから、めちゃくちゃアコギの練習をしたもの。エレキが弾けるからと言って、アコースティックが弾けるとは限らない。

芳賀:テクニックが違いますから。

黒田:だから今、「家でもギターを練習したい」という人は、指で弾けるようになることをオススメします。それができるようになるだけで、相当技術力が上がりますから。

クリス:それは間違いない。ピックと指だと、音のニュアンスも違うしね。

芳賀:指で弾いた時の、「ギターを鳴らしている感」はハンパないですよ。あとは、エンターテイメント性が必要かな。ギターを持ったその人の姿がカッコイイかどうかは、すごく大事だと思います。ルックスがよくなくても、オシャレさで華を演出したり。

クリス:プロからのアドバイスは、とても参考になると思うよ。同じように音楽業界で活躍したいと思っている人たちが、この対談を読むのだから。

芳賀:僕自身、「ギターを好き」という気持ちは、初めてギターを持った瞬間から、ずっと変わらない。その気持ちだけは、これからも大切にしていきたいんです。だから皆さんも、きっと今胸に抱えているであろう「ギターが大好き」という気持ちを、大事にしてもらいたいですね。そして、いろんな人とJAMったりしてください。学校は、そういう機会をたくさん与えてくれる場所ですから。

黒田:この学校は特に、素敵な環境が揃っているからね。設備も整っているし、学ぼうと思えばいくらでも学べる。さらに、いろんなコースの人が通っているだけに、異ジャンルの交流もできる。僕も当時、他コースの人ともっとコミュニケーションを取っておけばよかった、と後悔しているんだ。例えばダンサーの人と仕事で一緒になること、しょっちゅうあるでしょ?

芳賀:ありますね。

黒田:学生の頃から縁をつないでおいたり、「どんな音楽を聴いてるの?」とリサーチしておけばよかったな、と感じるんですよ。現場に近い体験ができるのも専門学校の強みなので、入学したらぜひいろんな友達を作って、いろんな経験をして、いろんな仕事をゲットしてください。

クリス:二人とも、ありがとう。進路を迷っている人に僕が伝えたいのは、ミュージシャンは生まれた時から音楽活動をしていたわけじゃないってこと。みんな、だいたい高校生になってから始めているんだよね。「今から始めても、遅いかも」なんてことは、気にしなくていい。「音楽が好き」「ギターに魅力を感じる」と思っている人は、その気持ちを持って、この業界に飛び込んできてください。

  • ※6.メジャースケール → ある音を中心に、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音と辿っていく音階。
黒田 晃年 サイン

卒業生/ギタリスト 黒田 晃年さん

卒業生/ギタリスト 黒田 晃年さん

profile

1977年9月19日生まれ 北海道札幌市出身。 ロックをベースにエレクトリック、アコースティック、ガット、 12弦を弾きこなすマルチギタリスト、作編曲家。 1998年よりスタジオワーク&ライブサポートのキャリアをスタートし、 これまでにYUI(FLOWER FLOWER)、絢香、森山直太朗、Ms.OOJA、 KinKi Kids、佐藤竹善(SING LIKE TALKING)、松任谷由実、今井美樹、 柴咲コウなど多くのアーティストと共演する中、2010年6月に1st Solo Album「inside out」を発表。高い技術力と独創性が評価されている。 2016年には布袋寅泰と夢の共演を果たし、以降全てのJAPAN TOURとASIA TOURを成功させ、今や日本を代表するギタリストとなった。

芳賀 義彦 サイン

卒業生/ギタリスト 芳賀 義彦さん

卒業生/ギタリスト 芳賀 義彦さん

profile

本校卒業後、嵐、WEAVER、安田奈央、MAY'S、大原櫻子などのシンガー、バンド等、様々なアーティストのサポートに参加しながら、自身のバンド「Walking down by low」でも活動中。

副校長 クリス・ジャーガンセン先生

副校長 クリス・ジャーガンセン先生

profile

ロックバンド ストライカーのメンバーとして全米ツアーを行ったギタリスト。自身の楽曲が映画「The awakened」「ネグレッツ」の主題歌,Victory MotorcycleのCM曲になるなど作曲家としても活躍。またインターネットラジオチャートで世界№1を獲得するなど、世界から高い評価を受ける。ギター教則本多数。